クリーニングについて②
みなさん、こんにちは!
竹村歯科 本町医院です。
ほんの少し涼しくなりましたね 🙂
身体に優しいです!
今回は、「クリーニング」について説明させていただこうと思います。
よろしくおねがいいたします!
クリーニングを受けるタイミング
適切な頻度
一般的には、3〜6ヶ月に1回程度のクリーニングが推奨されています。
ただし、以下のような要因によって最適な頻度は異なります:
- 口腔内の状態:歯周病がある場合や歯石がつきやすい体質の人は、より頻繁に受けることが望ましい
- 全身の健康状態:糖尿病などの疾患がある場合は、口腔ケアがより重要になる
- 生活習慣:喫煙者や甘いものをよく摂取する人は歯石や歯垢がつきやすい
最適な頻度については、かかりつけの歯科医師と相談して決めるとよいでしょう。
クリーニングを受けるべきタイミング
以下のような症状がある場合は、クリーニングを検討すべきタイミングです:
- 歯磨き時に歯茎から出血する
- 口臭が気になる
- 歯に着色や黄ばみが目立つ
- 歯が浮いたような違和感がある
- 歯の表面がザラザラして気になる
- 最後にクリーニングを受けてから6ヶ月以上経過している
歯科クリーニングの流れ
一般的なクリーニングの流れは以下の通りです
1. 口腔内検査
まず歯科医師または歯科衛生士が口腔内の状態を確認します。
歯垢や歯石の付着状況、歯肉の状態、虫歯の有無などをチェックします。必要に応じてレントゲン撮影を行うこともあります。
2. スケーリング
超音波スケーラーやハンドスケーラーを使用して、歯の表面や歯周ポケット内の歯石を除去します。
歯石の量や位置によって、処置の時間や使用する器具が異なります。
3. PMTC
専用の器具や研磨ペーストを使用して、歯の表面の歯垢や着色を丁寧に除去します。
歯間部分も、専用のフロスやブラシを使ってクリーニングします。
4. 仕上げ研磨
特殊なブラシやラバーカップを使用して歯の表面を滑らかに研磨し、新たな歯垢が付着しにくい状態にします。
5. フッ素塗布
最後に、虫歯予防のためにフッ素を塗布して処置を終了します。
フッ素は歯のエナメル質を強化し、酸に対する抵抗力を高める効果があります。
6. ホームケアアドバイス
クリーニング後は、歯科医師や歯科衛生士から適切な歯磨き方法やフロスの使い方など、自宅でのケア方法についてアドバイスを受けることが一般的です。
費用について
歯科クリーニングの費用は、処置の内容や医院によって異なります。
保険適用のクリーニング
歯周病の治療の一環として行われるスケーリングは、健康保険が適用されます。
一般的な費用は、3割負担の場合で数百円〜数千円程度です(処置範囲によって変動)。
自費診療のクリーニング
PMTCやエアフロー、ホワイトニングクリーニングなどの審美目的の処置は、通常自費診療となります。医院によって差がありますが、およそ5,000円〜15,000円程度が一般的です。
クリーニング前後の注意点
クリーニング前
- 通常通り歯磨きをしてから来院するとよいでしょう
- 体調不良の場合は事前に医院に連絡する
- 服用中の薬がある場合は歯科医師に伝える(特に抗凝固薬など)
クリーニング後
- 処置後は一時的に知覚過敏(冷たいものがしみるなど)が生じることがあるが、通常は数日で改善する
- クリーニング後は歯の表面が滑らかになっているので、この状態をできるだけ長く保つよう丁寧なブラッシングを心がける
- 医師から特別な指示があった場合はそれに従う
【監修】院長 元島慧
○院長経歴
2012年 朝日大学歯学部卒業
2016年 大阪市内にて勤務
2020年 本町医院 竹村歯科院長就任
○参加セミナー
2016年 大阪SJCDエンドコース (根管治療)修了
2017年 明海・朝日臨床審美コース (審美治療)修了
2017年 i6 Implant Education 第一期 (インプラント)修了
2017年 大阪SJCDベーシックコース (総合治療)修了
2017年 山田國晶先生エンドベーシックコース (根管治療)修了
2017年 山田國晶先生主催CERIclub(総合治療)参加
2018年 大阪SJCDマイクロエンドコース (根管治療)修了
2018年 牛窪先生Bio Raceを極める!ベーシックコース(根管治療)修了
2018年 ADPR定位置埋入コース (インプラント)修了
2018年 ストローマンベーシックインプラントロジー1Dayコース (インプラント)修了
2018年 第6期GPOレギュラーコース (矯正治療)修了
2018年 大森塾7期 (総合治療)修了
2019年 大阪SJCDレギュラーコース (総合治療)修了
2019年 山田國晶先生エンドレベルアップコース (根管治療)修了
2021年 CREDセミナー (保存治療)修了
2022年 臨床歯科麻酔管理指導医取得
2022年 日本顎咬合学会認定医取得
所属学会
日本臨床歯科学会
日本顎咬合学会 認定医
日本顕微鏡歯科学会
臨床歯科麻酔管理指導医