舌ブラシについて②
みなさん、こんにちは!
竹村歯科 本町医院です。
最近、暑いですね 🙂
太陽に浴びて汗かいた後のビールは最高です 🙂
さて、ビールの後は舌ブラシ!
ということで「舌ブラシ②」について説明させていただこうと思います。
よろしくおねがいいたします!
1、舌ブラシの種類
- ブラシタイプ:柔らかい毛先で舌苔を掻き取るタイプ
- スクレーパータイプ:プラスチックや金属製の薄い板で舌苔を削ぎ落とすタイプ
- ハイブリッドタイプ:両方の機能を兼ね備えたタイプ
2、舌ブラシの正しい使い方
準備
- 使用前に舌ブラシを流水でよく洗います。
- 鏡の前に立ち、十分な明かりがある状態で行うと良いでしょう。
- 必要に応じて、舌クリーニング専用のジェルや歯磨き粉を少量使用することもできます。
基本的な使用方法
- 舌を軽く出す:無理に伸ばす必要はなく、自然に出せる程度で大丈夫です。
- 奥から手前へ動かす:舌の奥(喉に近い部分)から先端に向かって、優しく引くように動かします。力を入れすぎないよう注意しましょう。
- 何度か繰り返す:1回ごとに舌ブラシを水ですすぎ、舌苔が取れるまで数回繰り返します。通常3〜5回程度で十分です。
- 舌の両サイドもケア:舌の中央だけでなく、両端も忘れずにケアしましょう。
スクレーパータイプの場合
- スクレーパーの角度を調整し、舌の表面に平行になるようにします。
- 軽い力で舌の奥から手前に向かってスライドさせます。
- 毎回スクレーパーに付いた舌苔を水ですすいで落とします。
ブラッシングタイプの場合
- 舌の表面に対して垂直または斜めにブラシを当てます。
- 軽く円を描くような小さな動きで優しくブラッシングします。
- 奥から手前へと移動させながら全体をブラッシングします。
3、使用後のケア
- 使用後は舌ブラシを流水でよく洗い、清潔な場所で乾燥させます。
- 定期的に消毒するか、3〜4ヶ月ごとに新しいものに交換することをお勧めします。
4、使用時の注意点
オーバーブラッシングに注意
舌は非常に敏感な組織です。力を入れすぎるとダメージを受け、出血や痛みを引き起こす可能性があります。
常に優しく丁寧にケアすることを心がけましょう。
嘔吐反射への対策
舌の奥を刺激すると嘔吐反射が起きやすい方もいます。その場合は以下の対策を試してみましょう:
- 最初は舌の前方1/3程度から始め、徐々に範囲を広げていく
- 鼻から深呼吸をして、リラックスした状態で行う
- 嘔吐反射が強い場合は、歯科医師に相談する
適切な頻度
毎日の歯磨き時に行うのが理想的ですが、特に朝のケアが効果的です。
夜間は唾液の分泌量が減少するため舌苔が形成されやすく、朝は口臭が強くなりがちだからです。
最低でも1日1回、可能であれば朝晩の2回行うと良いでしょう。
5、舌ブラシを選ぶポイント
1. サイズと形状
舌のサイズに合ったものを選びましょう。
小さすぎると効率が悪く、大きすぎると奥までケアしにくくなります。
2. 硬さ
初めて舌ブラシを使う方や舌が敏感な方は、特に柔らかめのものを選ぶことをお勧めします。
慣れてきたら、自分の好みや舌苔の状態に合わせて選びましょう。
3. 素材
プラスチック、シリコン、天然素材など様々な素材があります。
アレルギーがある方は素材に注意しましょう。
4. デザインと機能性
取っ手の滑り止めや収納しやすさなど、日常的に使い続けるためには快適性も重要なポイントです。
一度試してみてくださいね 😉
また、疑問なことがあれば、お気軽にお声掛けくださいね 🙂
【監修】院長 元島慧
○院長経歴
2012年 朝日大学歯学部卒業
2016年 大阪市内にて勤務
2020年 本町医院 竹村歯科院長就任
○参加セミナー
2016年 大阪SJCDエンドコース (根管治療)修了
2017年 明海・朝日臨床審美コース (審美治療)修了
2017年 i6 Implant Education 第一期 (インプラント)修了
2017年 大阪SJCDベーシックコース (総合治療)修了
2017年 山田國晶先生エンドベーシックコース (根管治療)修了
2017年 山田國晶先生主催CERIclub(総合治療)参加
2018年 大阪SJCDマイクロエンドコース (根管治療)修了
2018年 牛窪先生Bio Raceを極める!ベーシックコース(根管治療)修了
2018年 ADPR定位置埋入コース (インプラント)修了
2018年 ストローマンベーシックインプラントロジー1Dayコース (インプラント)修了
2018年 第6期GPOレギュラーコース (矯正治療)修了
2018年 大森塾7期 (総合治療)修了
2019年 大阪SJCDレギュラーコース (総合治療)修了
2019年 山田國晶先生エンドレベルアップコース (根管治療)修了
2021年 CREDセミナー (保存治療)修了
2022年 臨床歯科麻酔管理指導医取得
2022年 日本顎咬合学会認定医取得
所属学会
日本臨床歯科学会
日本顎咬合学会 認定医
日本顕微鏡歯科学会
臨床歯科麻酔管理指導医