みなさん、こんにちは！

竹村歯科 本町医院です！

2025年が始まりましたね！

今年もどうぞよろしくお願いいたします 🙂

今回は、ボトックスについて説明させていただきます。

よろしくお願いいたします！

ボトックス（Botox）は、ボツリヌス毒素を主成分とする医療・美容治療の一種で、特にしわ取りや筋肉の緊張を和らげるために使用されます。

ボトックスは、ボツリヌス菌が生成する神経毒素であるボツリヌス毒素の製剤です。この毒素は、筋肉の神経接続を阻害する働きがあり、これにより筋肉が収縮しないようにします。

医療の分野では、この特性を利用して様々な治療が行われています。

歯科医師は、お口の周りの注射は認められていますので、歯科医院でもボトックスは受けられるんですね！

どんな用途があるのでしょうか？

1. 筋緊張性障害

ボトックスは、痙性斜頸（けいせいしゃけい）やふるえ、特定の筋肉の過剰な緊張を和らげるために用いられます。

 

2. 片頭痛

慢性的な片頭痛の予防にも効果があるとされています。頭部の特定の神経に投与されることで、痛みの信号を抑制します。

 

3. 発汗制御

多汗症の治療にも使用されています。

特に手や足、脇の下の過剰な発汗を抑える効果があります。

 

4. 眼科領域

眼瞼痙攣や斜視の治療にも有効です。

 

この他にも、ボトックスは美容医療の分野でも非常に人気があります。

主に以下のような目的で使用されます。

1. しわ取り

特に額のしわ、眉間のしわ、目尻のしわ（カラスの足）に対して効果があります。ボトックスを注入することで、しわの原因となる筋肉の動きを制御し、しわの形成を防ぎます。

 

2. 顔の輪郭調整

顎や顔の筋肉にボトックスを注入することで、フェイスラインをシャープに見せる効果があります。

 

ボトックス治療の流れをみてみましょう！

ボトックス治療は比較的簡単で、外来で行われることが多いです。

治療の流れは以下の通りです。

1. カウンセリング

まず、医師とのカウンセリングを行い、治療の目的や期待する効果について話し合います。

2. 施術

医師が筋肉の動きを確認し、適切な部位にボトックスを注入します。注射自体は数分で終わり、大きな痛みは感じないことが一般的です。

3. アフターケア

施術後は軽い腫れや赤みが出ることがありますが、通常は短時間で治まります。効果が現れるまでには数日から1週間ほどかります。

 それでは、副作用と注意についてもみてみましょう！

ボトックス治療は安全性が高いとされていますが、いくつかの副作用があることも忘れてはいけません。

具体的には以下のようなものです。

1. 局所的な副作用

注射部位の腫れ、赤み、痛みが見られることがあります。

2. 一時的な筋力低下

周囲の筋肉に影響を及ぼすことがあり、一時的に顔の表情が硬くなることがあります。

3. 重篤な副作用

非常に稀ですが、全身的なアレルギー反応や重度の筋力低下が現れることもあります。

事前に健康状態について医師に正直に話すことが大切です。

 

今回は、「歯科医院でもボトックス治療ってできるんです！」ということをお伝えさせていただきました。

2025年みなさんにとってよいお年になることをスタッフ一同願っております 🙂 

 

 

【監修】院長　元島慧　

院長経歴

2012年　朝日大学歯学部卒業

2016年　大阪市内にて勤務

2020年　本町医院 竹村歯科院長就任

参加セミナー

2016年　　大阪SJCDエンドコース　（根管治療）修了

2017年　　明海・朝日臨床審美コース　（審美治療）修了　

2017年　　i6 Implant Education 第一期　（インプラント）修了

2017年　　大阪SJCDベーシックコース　（総合治療）修了

2017年　　山田國晶先生エンドベーシックコース　（根管治療）修了

2017年　　山田國晶先生主催CERIclub（総合治療）参加

2018年　　大阪SJCDマイクロエンドコース　（根管治療）修了

2018年　　牛窪先生Bio Raceを極める！ベーシックコース（根管治療）修了

2018年　　ADPR定位置埋入コース　（インプラント）修了

2018年　　ストローマンベーシックインプラントロジー1Dayコース　（インプラント）修了

2018年　　第6期GPOレギュラーコース （矯正治療）修了

2018年　　大森塾7期 （総合治療）修了

2019年　　大阪SJCDレギュラーコース　（総合治療）修了

2019年　　山田國晶先生エンドレベルアップコース （根管治療）修了

2021年　　CREDセミナー　（保存治療）修了

2022年　　臨床歯科麻酔管理指導医取得

2022年　　日本顎咬合学会認定医取得

 

所属学会

日本臨床歯科学会

日本顎咬合学会　認定医

日本顕微鏡歯科学会

臨床歯科麻酔管理指導医