口腔内写真って必要なの?
- 2024年12月4日
- 検査・診断
みなさん、こんにちは!
本町医院 竹村歯科です!
12月に入っても暑いと思えば、翌日には寒いと思ったり、日によって気温差が激しいですね 😐
体調崩されないようにお気をつけくださいね!
さて、今回は「口腔内写真って必要なの?」というタイトルで説明させていただこうと思います。
よろしくおねがいします!
口腔内写真を撮影する理由を4つ挙げさせていただこうと思います。
1、治療前後の比較
治療前の写真を撮っておくと治療後と比較できます。
この比較することがとても大切です。
人間は忘れてしまうので、治療前の状態を確認する方法がありません。
例えば、虫歯治療で白い詰め物を詰めたとしても、「どれだけきれいなったか」を確認するためには治療前の記録があった方がわかりやすいです。
他にも、矯正治療の前後やホワイトニングの治療の前後なども「どれだけ歯並びがきれいになったか」「どれだけ歯が白くなったか」を確認するには、治療前の状態の記録があった方がわかりやすいです。
患者様に説明する際に、私たちも治療前後の写真を使用することでわかりやすく説明できますし、なにより患者様自身が説明に納得されやすくなります。
口頭だけで説明されるより画像や動画があった方がわかりやすいですよね 🙂
2、予後を追える
1の治療前後をもっと長期の視点で考えると、数年数十年先の予後を追えることになります。
色の変化や歯茎の状態、歯並びの後戻りなども数十年単位で追えるので、すこしの変化も気づける点がメリットです。
「全然意識してなかったのにホワイトニングした時から色がすごく変わってる」
「矯正後から歯並びが後戻りしてるから、保定のマウスピース作って予防しよう」
といった気づきがありますよね 🙂
3、治療の診査、診断に使用できる
口腔内写真という資料があれば、治療計画を立てる際に、ドクター同士で情報を共有できます。
歯科には、補綴科、矯正科、歯周病科、外科等、様々な科があります。
情報を共有することによって、その科に特化した視点からの意見交換ができるので、包括的な治療計画を立てることができます。
4、歯科医院同士の共有
例えば、引っ越しされて歯科医院を変えなければいけなくなった時に、次に通う歯科医院に情報として共有できます。
引っ越し先の歯科医院の先生も過去から今までの情報があると、状況を理解されやすいですよね
患者様も1から説明する手間がなくなりますよね 🙂
口腔内写真は、こういった理由からとても重要な資料の一つです。
当院では、基本的に治療を開始する前に、パノラマレントゲン写真、デンタル写真、口腔内写真、精密歯周病検査等の資料を揃えさせて頂いております。
資料採取のために少し長時間のアポイントを取らせていただいておりますが、ご協力いただければ幸いです。
お仕事等でお忙しい場合は、お気軽にスタッフ等にお伝えいただければと思います 🙂
【監修】院長 元島慧
院長経歴
2012年 朝日大学歯学部卒業
2016年 大阪市内にて勤務
2020年 本町医院 竹村歯科院長就任
参加セミナー
2016年 大阪SJCDエンドコース (根管治療)修了
2017年 明海・朝日臨床審美コース (審美治療)修了
2017年 i6 Implant Education 第一期 (インプラント)修了
2017年 大阪SJCDベーシックコース (総合治療)修了
2017年 山田國晶先生エンドベーシックコース (根管治療)修了
2017年 山田國晶先生主催CERIclub(総合治療)参加
2018年 大阪SJCDマイクロエンドコース (根管治療)修了
2018年 牛窪先生Bio Raceを極める!ベーシックコース(根管治療)修了
2018年 ADPR定位置埋入コース (インプラント)修了
2018年 ストローマンベーシックインプラントロジー1Dayコース (インプラント)修了
2018年 第6期GPOレギュラーコース (矯正治療)修了
2018年 大森塾7期 (総合治療)修了
2019年 大阪SJCDレギュラーコース (総合治療)修了
2019年 山田國晶先生エンドレベルアップコース (根管治療)修了
2021年 CREDセミナー (保存治療)修了
2022年 臨床歯科麻酔管理指導医取得
2022年 日本顎咬合学会認定医取得
所属学会
日本臨床歯科学会
日本顎咬合学会 認定医
日本顕微鏡歯科学会
臨床歯科麻酔管理指導医