どうして虫歯になるの?
- 2024年5月29日
- 虫歯治療
みなさん、こんにちは。
本町医院 竹村歯科です。
台風の影響で雨や風がすごかったですね。
そして、また暑い日が戻って来そうです。
みなさま、体調管理にお気をつけてくださいね。
さて、今回は、どうして虫歯になるのか?その原因をご説明させて頂こうかと思います。よろしくおねがいします。
虫歯になる原因は主に4つあると言われています。
ひとつずつ紹介していきますね。
1、細菌
お口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)がいます。
この虫歯菌は、糖をえさにして酸を出して歯を溶かします。
これがいわゆる虫歯になるという状態です。
生まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯菌はなく、感染によってお口の中に入り込んでしまいます。
1歳半から2歳半くらいの時期に保護者の方から感染しお口の中に定着してしまうと言われています。
ですので、1歳半から2歳半の時期とても大切で、お箸やスプーンの共有や口移しは控えて頂いたほうがいいです。
そして保護者の方の虫歯菌の数に比例して感染の起こしやすさが変わりますので、お母様やお父様のお口の状態がすごく大事になります。
2、糖分
虫歯菌のえさとなる糖分も原因となります。
もちろん、身体にとって必要なエネルギー源ですので、糖分をとって頂くことは悪いことではありません。
そこで大切になってくることは、糖を接種しながらも虫歯にならないお口つくりを作ることになります。
その方法として、ご自身の歯磨きや歯科医院でのケアがあります。
3、歯質
歯質(虫歯に対する抵抗力)も大切です。
虫歯になりやすい歯であったり、歯並びが悪くて磨きにくい、唾液の量が少ないなどが条件になってきます。
予防方法としては、フッ素を活用し歯の質を強化してあげたり、矯正で歯並びを整えてあげたり、よく噛んで唾液の量を増やすといったことになります。
4、時間
前に挙げた3つの悪条件が揃ってしまっている時間の長さです。
そして、間食の頻度も大切です。
食事を摂取すると虫歯菌が酸を出します。
そして、虫歯になりやすい状態が続きます。
間食の多い方は、虫歯になりやすい時間が長くなってしまいます。
アメやチョコを間食したり、コーヒーなどを頻繁に飲まれる方は注意が必要です。
予防方法としては、決まった時間に食事をとって頂いたり、間食の後はうがいだけでもやって頂いた方が歯にとって優しいです。
今回は、虫歯になる原因について説明させていただきました。
歯にお痛みがある方はもちろん、症状はないけど心配されてる方もぜひお気軽にご相談ください。
【監修】 院長 元島慧
院長経歴
2012年 歯学部卒業
2016年 大阪市内にて勤務
2020年 本町医院 竹村歯科院長就任
参加セミナー
2016年 大阪SJCDエンドコース (根管治療)修了
2017年 明海・朝日臨床審美コース (審美治療)修了
2017年 i6 Implant Education 第一期 (インプラント)修了
2017年 大阪SJCDベーシックコース (総合治療)修了
2017年 山田國晶先生エンドベーシックコース (根管治療)修了
2017年 山田國晶先生主催CERIclub(総合治療)参加
2018年 大阪SJCDマイクロエンドコース (根管治療)修了
2018年 牛窪先生Bio Raceを極める!ベーシックコース(根管治療)修了
2018年 ADPR定位置埋入コース (インプラント)修了
2018年 ストローマンベーシックインプラントロジー1Dayコース (インプラント)修了
2018年 第6期GPOレギュラーコース (矯正治療)修了
2018年 大森塾7期 (総合治療)修了
2019年 大阪SJCDレギュラーコース (総合治療)修了
2019年 山田國晶先生エンドレベルアップコース (根管治療)修了
2021年 CREDセミナー (保存治療)修了
2022年 臨床歯科麻酔管理指導医取得
所属学会
日本臨床歯科学会
日本顎咬合学会 認定医
日本顕微鏡歯科学会
臨床歯科麻酔管理指導医