オフィシャルブログ カリエスについて 2018.11.12

▼目次

カリエスとは、歯科用語で虫歯という意味を表し、骨の浸食を表す言葉です。

元々の語源はドイツ語のKariesが英語のCariesとして使われるようになり、Cariesの頭文字の「C」を取って虫歯の略語として使われています。

カリエスには進行段階があり、COからC4の5段階に分けられます。

  1. 1.カリエスCO(シーオー)とは
  2. 2.カリエスC1(シーワン)とは
  3. 3.カリエスC2(シーツ―)とは
  4. 4.カリエスC3(シースリー)とは
  5. 5.カリエスC4(シーフォー)とは
  6. 6.カリエスについてまとめ

1.カリエスCO(シーオー)とは

CO(シーオー)とは、Caries Observation(カリエスオブザベーション)の略語で「シーゼロ」とは読みません。

レベルはカリエスの初期段階になり、穴が開いておらず歯の表面が着色程度の状態で、歯に痛みが生じることはありません。

基本的には削るような治療はせずに経過を見ていくという「要観察歯」ということになります。

口腔ケアを徹底的にすれば歯医者に行かなくても自然に治る場合もあります。

2.カリエスC1(シーワン)とは

C1(シーワン)は歯の表面であるエナメル質が溶けて浅く穴ができた状態です。

COと同じく痛みなどの症状はありませんが、カリエスを取り除くのに削る必要があります。

治療法としてはカリエスを取り除き、削った部分にコンポジットレジンという白いプラスチックの詰め物に光を当てて固めて埋めるという治療になります。

3.カリエスC2(シーツ―)とは

C2(シーツ―)になるとエナメル質を突き破って象牙質というところにまでカリエスが達している状態です。

象牙質までカリエスが浸食していると冷たいものがしみたり痛みが生じたりすることがあります。

その場合、治療をする際には麻酔を使用することがあります。

カリエスを削って取り除いた後、コンポジットレジンや金属の詰め物などで埋めていきます。

4.カリエスC3(シースリー)とは

C3(シースリー)になると、カリエスがかなり進行している状態になります。

象牙質から歯髄という神経が通っているところにまで達している状態です。

カリエスが神経にまで達していると、歯髄の感染の程度によっては激しい痛みを伴うこともあります。

激しい痛みが通り過ぎると、歯髄が完全に死んでしまうため一旦痛みはなくなりますが、今度は歯髄を通り越して歯の外にまで炎症が広がり歯茎が腫れて激しい痛みを伴うことがあります。

治療をする際には麻酔を使用することが多いのですが、このように歯髄が死んでしまっている場合は麻酔無しで治療する場合もあります。

カリエスを削り取り、神経を取って歯髄を綺麗にした後、歯髄に薬を詰めます。

C3はカリエスによる歯の欠損が大きいため、最終的には金属などのかぶせ物をして、噛めるようにします。

5.カリエスC4(シーフォー)とは

C4(シーフォー)になると、カリエスの浸食により溶けてほとんど歯がない状態になります。

カリエスの進行程度によっては歯の根の部分にまで溶けている場合もあります。

歯髄は死んでしまっているので痛みは感じなくなります。

このような状態になると歯を残すことはできなくなるので、大抵の場合は歯を抜くことになります。

6.カリエスについてまとめ

このようにカリエスにも進行段階があり、それによって治療内容も異なります。

治療した歯は二度とカリエスにならないわけではありません。

治療した歯が再度カリエスになることがあります。

治療でかぶせ物や詰め物をした後、歯とかぶせ物や詰め物との隙間から細菌が入りカリエスになったり、かぶせ物や詰め物の劣化によりカリエスができやすくなります。

このようなことを二次カリエスといいます。

二次カリエスになった場合、またカリエスを削る治療を行います。

歯は削ってしまうと元の歯の状態には戻らないので、治療を繰り返していくうちに歯がどんどんなくなっていき最終的には残せない状態になっていきます。

カリエスの始まりは歯についた歯垢にミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にし、酸を作り出し、酸がエナメル質を溶かして歯に穴が開くというような状態です。

このようなカリエスの始まりを脱灰といいます。

通常ならば食後、時間がすぎると唾液が酸を中和したり洗い流したりするため、口の中は中性に戻りカリエスを作りにくい環境に変化します。このことを再石灰化といいます。

このように歯は脱灰と再石灰化を繰り返しています。

しかし、食べ物を口にする時間が長かったり、甘い飲み物や食べ物を常時摂取し、糖分を多く摂りすぎたりすると再石灰化ができない状況が続き、カリエスがどんどん進行していきます。

間食をせず、食事をできるだけ決まった時間に行い、飲み物を無糖に変えるなどすることにより改善されます。

カリエスになるには歯質(虫歯になりやすい歯の質)・糖分(歯垢を作りやすい糖分の摂取頻度)・細菌(口腔内の虫歯菌の量)・時間(磨き残しや歯を磨くまでの時間)の4つの条件からなります。

この4つの条件が重なることによりカリエスになってしまいます。生活習慣の中でこの4つのリスクを減らすことにより虫歯予防につながります。

歯は治療した部分からカリエスになりやすく、特に神経を取ってしまった歯は栄養が行き渡りにくいため、健康な歯に比べて寿命が短くなってしまいます。

カリエスを作らないためにも、日頃の口腔ケアによる予防が大切になります。

IMG_20170410_163947
詳しい治療方法について、その他なにか気になることがございましたら
お気軽に竹村歯科本町医院にお越しください。

image
本町の歯科医院の竹村歯科本町医院は地下鉄本町駅すぐの歯科医院となります。
大阪市中央区本町にて虫歯や歯周病治療などの一般歯科をはじめ、小児歯科、予防歯科、
審美歯科、訪問歯科、口腔外科、インプラント、入れ歯など様々な歯科治療を行っています。

竹村歯科本町医院
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町4-5-7
TEL:06-6264-5510
営業時間: 9:30~13:00 / 14:00~19:30
定休日:日・祝日
https://t-dental.net/honmachi/

ブログ一覧
お問合せ

新着情報

2019.04.18
矯正歯科
2019.04.13
読書
2019.04.06
歯科訪問診療
2019.04.01
新年度
2019.03.30
〒541-0053 大阪府大阪市中央区
本町4-5-7 サンドール本町ビル1F
竹村歯科 堺医院
〒590-0141
大阪府堺市南区桃山台3-4-1
TEL:072-298-6474
営業時間
9:30~13:00/14:00~18:30
定休日:木・日・祝日
訪問診療は年末年始除く
年中無休受付中
たまご歯科クリニック
〒596-0825
大阪府岸和田市土生町2丁目32−6 イオンモールキャッスルトークタウン
TEL:072-438-6474
営業時間
9:30~19:30 (お昼休みなし)
年中無休 (年末年始を除く)